またまたなにげなく40mを聞いていたら、これまた妙に強いCWが。

国内だと思って聞いてたら、あれ?Wだ。

町内から飛んできてるみたいな強さだけど、"W1YL" と言っています。
こういう、地球の裏側から不意に強く伝搬してくる電波が、ハムの面白さですよね。

CQに答えて、QSOさせていただきました。
Ellenさんという方です。 とてもとてもFBでした。
ローマ字で ”MATA AIMASYOU" とか打ってくれて、すごく嬉しかったです。なんかじーんと来ちゃいました。(^_^;)
何というか、、うまく表現できませんが、とても品位のある感じの電文でした。

Ellenさんというお名前と、電文の雰囲気と、何より"W1YL"というコールサイン、、、
これは間違いなくYLさんだな、と思って88でQSOを終了しました。
なんかすごく素敵なQSOでした。

それにしても、"W1YL"というコールサイン、、
YLさんにとっては、世界一のコールサインでしょう。
ただものではありません。
QSOのあと、ネットで調べてみたら、、、
1
・第二次大戦の時にライセンスをとってCWを始めた。
・CQ殿堂入り
・26年間ARRLに務められた
・フロリダの2つのコンテストクラブを設立された
・QST(ARRL発行のハム雑誌)を、目の不自由なハムの方のためにテープに録音されてきた。
・旦那様のコールサインはW1CW
(これもすごいコールサイン)でDXCCの名誉職だった方。

やはりただものではありませんでした。 
いろいろな功績に対して与えられた”W1YL"(”アメリカで・1番の・女性”)という名誉なコールサインだったのでしょう。
(QTHとの混乱を避けるために、律儀に /7 を付けていらっしゃいます。)

長年ARRLでDXCCのお仕事をされていたということですから、ひょっとしたら私がDXCC申請で送ったQSLカードのフィールドチェックをしていただいた方かもしれません。

すごい方でした。QSOさせていただいて、とてもとても光栄でした。
いつまでもお元気に、CWを出されていただきたく思います。

それにしても、CWって、単なるトン・ツーなのに、その人の雰囲気って伝わるものだなあ、、とあらためて実感したQSOでした。