2018年10月
デュシー島 DXペディション
今日はVP6D、デュシー島DXペディションと交信できました。
17mのCWで、2コールでとってもらえました。
ARRLにログを送って、カウントを見てみたら、、、
あ、今199じゃん。 デュシー島はATNOだからconfirmできたら200じゃん!
やったー。 \(^o^)/
と、喜んだところで、ちょっと最近よく目にするATNOについて調べてみました。
ATNO (All Time New One )
「 全てのバンド・モードでニュー・エンティティー となる人 」 ですが、
この言葉が併せ持つ意味は、「ATNOの人を優先してね」なんだそうですね。
知りませんでした。 恥ずかしー。
2,3個前の記事で、ベーカー島のマス埋めのことを自慢げに書いてしまいましたが、マス埋め自体、ATNOを優先していないことになりますよね。 恥ずかしー。
今までATNO指定を聞いたことはありませんが、もし指定を聞いたら絶対守ります。
そして、DX Code of Conduct ( http://www.dx-code.org/japanese.html )
に書かれている、
「私は聞いて、聞いて、そして、さらにもう一度聞きます。」
を再度、肝に銘じて運用したいと思います。
チューンドパイプとスモークニップル
前の記事で、DA-120のヘッダーにスモークニップルを付ける話を書きました。
実はそこまで来るのにいろと試行錯誤がありました。
まず最初は、素直にマフラーに付いているスモーク用のニップルを使って煙を出しました。 マフラーはチューンドパイプ(Greeves製)です。
(画像はFlyingGiantsからの借り物です。)
しかしこれだと、ほんの少ししか煙が出ません。「グローエンジンみたい。」と人に言われました。
ということで、困った時のFlyingGiantsで調べてみると、ヘッダーをバンデージで巻いて保温すると煙の出が良くなる、と書いてありましたので、やってみました。
こんな感じでした。(画像はFlyingGiantsからの借り物です。)
確かに煙の出はよくなりました。
しか~し、次の問題勃発です。 シリンダーの一番上のフィンに温度センサーを付けてテレメトリーで見ているのですが、そこの温度が真夏の一番暑い時の飛行中に200℃近くになってしまいました。
純ちゃんに「バンデージを取ると温度が下がりますよ。」と言われてバンデージを外してみると確かに30℃近く下がります。 ヘッダーは放熱をして冷却に貢献しているのですね。 だからバンデージを付けると冷却が効かなくなる代わりに排気も高温のままなので、煙の出がよくなるわけです。
さて困った、ということで次にニップルをヘッダーに移動することを考えました。
しかしここで、ちょっと心配することがあります。 チューンドパイプだということです。
チューンドパイプって、よくわからないけれど、こんな感じで効いているのでしょ?
(画像はWikiからの借り物です。)
「吹き抜けようとする新気を排気の圧力波によって押し戻す」と、もののウィキペディアには書いてありました。 この押し戻しの部分にスモークオイルを注入してい~んだろか? という心配です。
で、またまた、困った時のFlyingGiantsで調べてみると、この件については諸説ありました。
「チューンドパイプでは押し戻しがあるから、スモークニップルはヘッダーより後ろにつけるべき。」
「いやいや、チューンドパイプでもヘッダーにニップルを付けても大丈夫。」
いろんな意見が載っています。
で、う~~~~~~ん、、って10秒ほど熟考した後に、ヘッダーに付けることにしました。
排気口から10cmくらい離れてるからダイジョブでしょ? 10cm先の排気がシリンダーに戻るって考えにくいもん。
あと、この「押し戻し」って、見てきたようなことを書いているけど本当なのかしら? 3,000rpm~6,000rpmくらいの広いレンジで使ってるのに、ほんとにこんなにうまく反射して押し戻しがあるのかしら?
(電波だと周波数がほんのわずか変わっただけで、定在波は全く違ったものになります。)
それに、ちなみに1気圧下ですが、200℃での空気の音速は436m/sで周波数が6,000rpm (=100/sec)の時の波長は4.36mで、マフラーの長さよりず~~~いぶん長いけど、ほんとにこんなにうまく戻ってくるのかしら?
そもそもこの機体ではパイプインを感じたことがありません。
ということで、前の記事にもあるように、ヘッダーにニップルを付けて飛ばしてみました。 煙は一応ちゃんと出るし、エンジンもフツーに回っています。