マイホビー・マイライフ

ラジコン(飛行機)やアマチュア無線、音楽、映画などなどについて書いてみようかな、と思っています。 皆様、コメントをよろしくお願いいたします。 m(_ _)m   リンクフリーです。

カテゴリ:ラジコン > JETI

JETIの受信機とセントラルボックスには、サーボへの出力周期の設定があります。PWMの周期です。

その設定と実際の周期を調べてみました。
(送信機からの、受信機のOutput Periodの設定は、Model → Device Explorerから行います。)

送信機の送信頻度は"100Hz"にしてあります。

まず受信機に直接サーボを付けた場合です。
マニュアルには、初期値は"Auto"になっていると書かれていますが、ぼくの買ったREX7は初期値が"20ms"になっていました。アナログサーボを壊さないためにそうしてるのかな? と思いました。

で、Output Periodの設定が"20ms"の場合は、実際に20msでした。
IMG_5224
"Auto"にすると9msになりました。
IMG_5226
"5ms"にするとちゃんと5msになりました。
IMG_5225
実際にスティック操作に対するサーボアームの動きを目で見ていると、"5ms"と"20ms"の違いはぼくにはわかりませんでした。"5ms"と一番遅い"30ms"の違いはわかりました。

ここで、
送信機の送信頻度を試しに"50Hz"にしてみます。
IMG_5471
その上で受信機の
Output Periodを"Auto"にすると、PWMの周波数も50Hzになります。
IMG_5470
ですので、"Auto"は、
”パケットを受信した時にPWMパルスを出す”
というもののように見えます。

Output Periodが"5ms"(200Hz)の設定だと、送信頻度が"50Hz"でも、PWMの周波数は200Hzのままでした。
IMG_5472
次のパケットを受信するまでは同じサーボ出力を繰り返し出しているんでしょうね。

次はセントラルボックスです。
送信機の送信頻度は"100Hz"に戻してあります。

受信機はEX-Busでセントラルボックスに接続するので、その場合は受信機のOutput Periodは関係ありません。EX-Busは250kボーの非同期・半二重シリアルです。

セントラルボックスのOutput Periodの初期値は"Auto"です。その時の実際のPWM周期は10ms(100Hz)でした。 送信頻度と同じです。 
IMG_5206
一番速い"8ms"に設定してみると、実際に8msになりました。
IMG_5205
ここで、送信機の送信頻度を"50Hz"にしてみると、やはり"Auto"ではPWM周波数も50Hzになります。
IMG_5468
やはり"Auto"はEX-Busのパケットを受信した時にPWMパルスを出すように見えます。
写真は載せませんが、送信頻度を50HzにしてもOutput periodが"8ms"だと、PWMも8ms周期で出ていました。






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いまさらですが、JETIのサーボ信号のPWMの話です。

経緯として、JRのキルスイッチ↓が話のきっかけです。
無題
これのノーマルモードは、JR受信機のサーボ出力の0~+100%で動かすことになっていますが、JETIだと動きません。 
それで、JRとJETIのPWMの範囲を調べてみました。
ISDTのバッテリーチェッカーで
パルス幅を測りました。

JRのセンターは
1500μsecです。 仕様通り。
jr_center

JRの+100%は
1900μsecでした。これも仕様通り。
jr_plus100

JRの-100%は
1100μsecでした。これも仕様通りです。
jr_minus100

JETIのセンターは
1500μsecです。JRと同じですね。
jeti_center
JETIの+100%は
2000μsecでした。 JRより100μsec大きいです。 
だからJRのキルスイッチのノーマルモードが動かないんですね。
JRの125%相当ですから、キルスイッチのフェイルセーフ時間設定モードに入ってしまうのだと思います。
jeti_plus100

JETIの-100%は
1000μsecでした。
jeti_minus100
まとめて書くと、
JRは:
-100%:1100μsec センター:1500μsec +100%:1900μsec
JETIは:
-100%:1000μsec センター:1500μsec +100%:2000μsec
でした。

だからJETIのMax negativeを-80%にして、Max positiveを+80%にするとJRと一致します。
そのようにしたらJRのキルスイッチのノーマルモードはちゃんと動作しました。

しかしこのISDTのバッテリーチェッカー、¥2,800円くらいだったのに便利です。オシロの替わりになります。
サーボ周波数も測れるし[F]。 %表示[R]が何を基準にしているのかがイマイチ不明ですが。




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すごく久しぶりの投稿です。 JETIネタです。

ある機体のエレベーターの舵角を広げようとしてサーボセッティングのMAX, MINを広げていました。

そしたら、なぜか目一杯いったところで0.5秒くらいでサーボが脱力するんです。
で、スティックを少し戻すとすぐサーボが復活するんです。

庭でやっていたこともあり、静かではなかったので音で気づかなかったのですが、よく見てみたらサーボアームがもう水平尾翼のダウエルにぶち当たっていて、それ以上動かないのに動かそうとしていたみたいです。
こんな感じ。
image1
中を見るとこんな感じ。 ダウエルに当ってもう絶対動かない状況。
image2
サーボアームがもう動けない状態になっているときに、更に動かそうとするとなぜ脱力するんだろうって不思議に思いました。

どこかのサーボの記事で、
「サーボのアームが何かに突き当たっていて、過電流が流れるとサーボ自身が脱力する。」
っていうのを読んだ記憶がありました。

で、サーボのメーカーに電話して聞いてみたら、
「このサーボは、そういう機能はない。 ずっと信号の通りに動こうとする。」
っていう答えでした。

あ、そういえばJETIのセントラルボックスに過電流保護みたいな機能があったっけ、、って思ってマニュアルを見たら、

「サーボアウトプットポートには個別にオーバーロードプロテクション回路が内蔵されており、過電流が流れた場合にそのポートを無効にすることでシステム全体への電源供給を継続します。」

って書いてありました。

この機能、初めて発動させたわけです。

この機能はどちらかというと、ひとつのサーボが異常になった時でもシステム全体を稼働し続けるためのものっていうイメージがあったんですけれど、それは同時に過電流が流れたサーボ自身を保護することにもなるんだなあって思いました。





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JETI hints & tips 第8弾と書きましたが、これはヒントでも何でもないです。 付いている機能を使っているだけなので。
「ぼくはこうやっています。」っていうだけです。
JETI hints & tips のネタが無いもので・・・


イグニッションのキルスイッチなんですけれど、ぼくは送信機の両サイドにあるスライドコントロールレバーP5とP6の両方とも手前に引いた状態でキル、それ以外の状態(どちらか一方でも手前ではない状態)でキルOFF(イグニッション作動)にしています。

P5ってこれ(人差し指で触ってるやつ)です。
IMG_8232
P6ってこれです。
IMG_8231
両方とも手前に引いてキルしている時の写真↓です。(レバー見えてませんけれど、左右の人差し指で触ってるやつです。)
IMG_8233
通常は両方のレバーを奥側に押しておきます。
両方とも手前に引かないとキルにならないので、うっかりレバーに触って飛行中にエンストしてしまうことがありません。

急にキルしたい時でも一瞬でできます。

下図↓のように、P5とP6のAND条件でONになる”Kill Logic"というロジカルスイッチを作って、それをキルスイッチに割り当てています。
Screen002






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